
留学便り
高 奕さん
経法学部応用経済学科
留学期間:2019年 12月 ~ (留学4ヵ月目)
留学先:対外経済貿易大学
中国に留学して4か月が経った。留学当初は出来なかったことが今では出来るようになり一日一日が達成感と充実感にあふれている。しかし同時に限られた留学生活の中でやらなければいけないことややりたいと思うことも増えた。周りのレベルの高さに焦りを感じることもあるがその中で留学の目的と目標を明確にし、残り半年の留学生活を価値のあるものにしていきたい。
前半戦をふりかえると学習面、生活面それぞれで様々な経験をした。
『学習』

語学に関しては4か月で大きな進歩があったと思う。大学の中国語クラスは15人程度の少人数制で教材も充実しており中国語を学ぶには最適な環境だった。留学当初は簡単な中国語での会話が多かったが今では難しい言葉を用いながらコミュニケーションをとることができるようになった。また、成績では優秀学生賞をとることができ、自信につながるとともにもっと中国語も学びたいと思うこともできた。さらにいろいろな方々とのご縁もあり普段行くことのできないところにも多く行かせていただいた。例えば10月に開かれた第15回北京・東京フォーラムや北京師範大学での言語学の発表会、中国国際放送局(CRI)の見学など貴重な経験を多くすることができた。その経験の中で多くの方々の意欲と考えに圧倒され、今までとは違う視点で物事を見ることができるようになった。
収穫が多い4か月間ではあったがその中で残りの半年でやらなければいけない課題も多くあると感じた。まずは来年の3月までにHSK6級を高い点数でクリアしたい。また留学の後半戦は英語に力を入れ、TOEICの点数を伸ばそうと思う。限られた時間だからこそ悔いが残らないように計画をしっかり立て実行していきたい。
『生活』
慣れない環境の中で我慢しなければいけないことも多くあるが今では大抵のことを一人でできるようになった。平日は朝早くから授業がある分、土日は休みになるため友達と北京のいろいろな所に行った。今では北京をコンプリートしたので残り半年は北京以外の場所にも行ってみたい。また冬休みは北京から遠く離れた南の町と内陸の町に行く予定なので今までとは違った中国の一面もしっかり目に焼き付けておきたいと思う。
最後に・・・
振り返れば前半戦は一日一日がとても楽しく充実していた。しかしそんな中でも軽くホームシックになったり日本の友達に会いたくなったりすることもあった。いきものがかりの歌を聴いて泣きそうになることもあるがそのすべての経験が今しかできないことだと思う。様々な経験を通して出会った人々、味わった感情、学んだことを大切にしながら後半戦も前を向いて頑張っていきたい。